2度目の調教#2/奴隷誓約書
ご主人様はラブホのフロントで照明の点いているパネルを見くらべてらっしゃる。
あまりにじっくり見てらっしゃるので、私もつい考えてしまう。
その部屋をどう使おうか、私を責めるのに使えそうなものはないかなどを確認してらっしゃるのかしらん、などと想像してしまうと、その足元に縋り付きたくなる。
そしてご主人様が選んだ部屋にはこんな設備が。

画像のシリアルナンバーを見ると順序を追えるのだが、どうも記憶が曖昧だ。
↓放置され中のあむ↓

ご主人様はソファに座り、足元に臥した私の頭に足を乗せ、誓約の言葉を言うようにと促された。
各条項の前に、誓約の基礎を成す一文がある。
一番初めの単語はなんだったっけ?
「私、あむ」だったかな? でも「主」が先だっけ? と頭の中でぐるぐる考えても思い出せない。
「覚えてないのか?」呆れたような怒ったご主人様の声。
間違っていても何か言わなきゃ、と苦し紛れに覚えている単語を口にした。
ご主人様に写しを見ながら申し上げるお許しをいただき、ゆっくり一語ずつ読み上げた。
時々ご主人様を見上げると、じっと私を見ていらした視線とぶつかる。
ご主人様はその瞬間なにを思ってらしたのかは窺い知れないが、
私はといえば、緊張はしていたけれども、スーッと肩の強張りが取れていく気がした。

…つづく…
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